吉村虎太郎邸はガイダンス施設として2015年6月に復元された吉村虎太郎の生家です。
復元の際には茅葺き屋根や虎太郎の姉が嫁いだ先の古民家の資材が再利用されるなど、
江戸期当時の建築手法を随所に取り入れ、庄屋屋敷の趣を残しています。
表門は高知県の「史跡文化財」として指定されています。
邸内では古文書やパネル、映像などで虎太郎の生涯と活躍の紹介や近隣の観光情報の発信が行われています。
また、イベントも随時開催される他、休憩場所としてもゆっくりおくつろぎいただけます。

吉村虎太郎邸はガイダンス施設として2015年6月に復元された吉村虎太郎の生家です。

復元の際には茅葺き屋根や虎太郎の姉が嫁いだ先の古民家の資材が再利用されるなど、江戸期当時の建築手法を随所に取り入れ、庄屋屋敷の趣を残しています。表門は高知県の「史跡文化財」として指定されています。

邸内では古文書やパネル、映像などで虎太郎の生涯と活躍の紹介や近隣の観光情報の発信が行われています。また、イベントも随時開催される他、休憩場所としてもゆっくりおくつろぎいただけます。

料金・アクセス

◆ 料金/無料
◆ 営業時間/10:00~16:00
◆ 定休日/火曜日・年末年始(12月29日~1月3日)
◆ TEL/0889-62-2601
◆ 住所/津野町芳生野甲1456-1

吉村虎太郎邸では、地元グループによる喫茶サロンが運営されています。
地物や旬の食材を使い、季節に応じた昼食やお弁当をご提供しています(要予約)ご予約なしでも地元の野菜の天ぷらをのせた
「天忠うどん」・「天忠そば」や津野町名物のスイーツ「満天の星大福」のカフェセットなどもご用意しています。
邸内から自然の景観を眺めながらやすらぎのひと時を過ごしてみませんか?

吉村虎太郎邸では、地元グループによる喫茶サロンが運営されています。地物や旬の食材を使い、季節に応じた昼食やお弁当をご提供しています(要予約)

ご予約なしでも地元の野菜の天ぷらをのせた「天忠うどん」・「天忠そば」や津野町名物のスイーツ「満天の星大福」のカフェセットなどもご用意しています。 邸内から自然の景観を眺めながらやすらぎのひと時を過ごしてみませんか?

維新の先駆け 天誅組総裁 吉村虎太郎

明治 24 年、明治新政府と朝廷は維新に貢献した土佐の志士の中から特別に、坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎、吉村虎太郎の四名に正四位の位を送りました。このことから後にこの四人を土佐四天王と呼ぶようになりました。
虎太郎は 1837年、芳生野村(現津野町芳生野)の庄屋の家に生れました。わずか12歳で父の庄屋職を継いでいます。この頃から武市半平太や間﨑滄浪に師事し、後に土佐勤王党へ加盟します。25歳の時、一藩勤王にこだわる武市半平太と袂を分かち、長州へと脱藩します。このことは土佐の志士達に衝撃を与え、坂本龍馬などがそのあとを追って脱藩してゆくこととなるのです。

いざ日本の夜明けへ 土佐脱藩の道

津野山街道は古来より、伊予と土佐を結ぶ街道の一つで、幅1mほどの小さな道を使って人や物など多くの文化が往来してきました。
文久二年(1862)、吉村虎太郎と盟友、宮地宜蔵が脱藩して以来、同じ道を使って多くの志士が土佐から長州へと向かいました。坂本龍馬もその一人です。皆日本の明日を夢見ながらこの道を西へと向かったのでしょう。
虎太郎生家周辺など多くの場所に「古往還」と呼ばれる古道が残されています。今も残る石の道しるべや旅人を見守る石仏など、当時の趣を今に伝えています。